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2024年5月21日 (火)

2024葵祭(番外編)

 今年の「葵祭」も無事終わり、関係者の皆様は
ホッとされている事でしょう。
 今回は、「葵祭」に関する色んな事柄を、
「番外編」としてご
紹介したいと思います。
 若しご関心があれば一読願います。

◆「葵祭」は、京都の三大祭の1つです。
 7月の「祇園祭」、10月の「時代祭」と共に。

◆「葵祭」は、わが国最古の祭りです。
 飛鳥時代、欽明天皇の御代に災害が甚だしく民は難渋しました。
 そこで、占部伊吉若日子に占わせたところ、賀茂の大神の祭りを
 せよとのことで、祭りを行ったところたちまちにして風雨治まり
 五穀豊穣したことにより始まったとの伝えでした。

◆平安遷都ののち、賀茂社は山城国の守護神となり、嵯峨天皇は
 最愛の皇女・有智子内親王を賀茂社に奉仕されました。

◆以来、一身を神に捧げた内親王を斎王とした葵祭は、国を挙げて
 の祭りとなりました。

◆祭りは、主な神事として「路頭の儀」(行列)と、下鴨神社と
 上賀茂神社で行われる「社頭の儀」があります。

◆「路頭の儀」は、本列の「近衛使代列」と、女人列の「斎王代列」
 とで成り立っています。
 総勢500余人、およそ1キロメートルの行列が、全工程8キロ
 メートルの道のりを練り歩きます。

◆今年の「斎王代」は、第66代斎王代で、壬生寺の娘さん「松浦璋子」
 さん(22)でした。

◆行列は、午前10時30分に京都御所を出発、下鴨神社に午前11時
 40分に到着、12時から社頭の儀が行われます。
 午後2時20分に下鴨神社を進発し、上賀茂神社に向かいます。
 午後3時40分に上賀茂神社に到着、こちらでも社頭の儀が行われます。
 すべての神事が終わるのは、午後5時を過ぎるとか。

◆葵祭は、5月3日の「やぶさめ神事」から始まって多くの神事が行われます。
 5月19日の「小川流煎茶献茶祭」まで色んな神事があります。
 若しご関心があれば、一度掘り下げて調べられると良いかと思います。

                         以上

2024年5月20日 (月)

2024葵祭(5)

 前回の続きです。最終回です。

 「斎王代列」が続きます。

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「騎女」が続きます。

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アップで撮って見ました。

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「女別当」や「内侍」、「女嬬」などが続きます。

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「蔵人所陪従」(くろうどどころべいじゅう)で、「蔵人所」(会計や出納
を司る)の雅楽を奏でる文官達です。楽器を持っておられます。

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最後は、「牛車」です。

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現在は、「近衛使代」と同じ型の「唐車」を使っているとのこと。

2024年5月19日 (日)

2024葵祭(4)

 前回の続きです。

 今回は、「斎王代列」です。

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先頭は「命婦」(みょうぶ)達です。
「命婦」とは、高位の女官または高官の妻女です。

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いよいよ主役の登場です。「斎王代」です。

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残念ながら、横顔しか撮れませんでした。

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「騎女」(むなのりおんな)達です。斎王付きの巫女(みかんこ)です。

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乗馬は慣れておられるのか、堂々とした「騎女」です。

 次回に続きます。最終回です。

 

2024年5月18日 (土)

2024葵祭(3)

 前回の続きです。

 「本列・近衛使代」の続きです。

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「御幣櫃」(ごへいびつ)です。賀茂両社へ納める「御幣物」を納めた
「櫃」です。

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「馬寮使」(めりょうつかい)で、走馬担当者。左馬充(さまのじょう)
六位武官。

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続くは、「馬部」の人達で、「御馬」を引いています。

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「牛車」(ぎっしゃ)の登場です。

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曳綱を持つのは「牛童」(うしわらわ)です。

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砂利道で車は重そうです。「ギィギィ」と音を立てながら進みます。

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この列の主役「近衛使代」です。

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役人達が続きます。

 以上で「本列」は終わりです。続いて「斎王代列」です。

 次回に続きます。

 

2024年5月17日 (金)

2024葵祭(2)

 前回の続きです。

 前回は、速報的にポイントを取り敢えず
ご紹介させて戴きました。
 今回からは、少し詳しく資料を参考に
ご紹介させて戴きます。

 先ず始めは、「路頭の儀」の「本列」の
「近衛使代列」から。

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行列のトップは、「肝煎」(きもいり)です。催方(もよおしかた)とも
言います。狩衣姿です。
続く騎馬姿の方達は、「乗尻」(のりじり)です。上賀茂神社の「競馬会」
(くらべうまえ)5月5日催行の騎手達です。左方と右方とは衣装が違います。

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何か後ろを気にされています。

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「雑色」(ぞうしき)達です。雑役の無位の役人です。

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「検非違使志」(けびいしさかん)、「検非違使」は警察や裁判を司る職
です。

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「検非違使尉」(けびいしのじょう)で、五位判官(ごいほうがん)です。

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「調度掛」の1人です。

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「山城使」(やましろのつかい)、山城介(やましろのすけ)で、国司庁の
次官です。五位文官です。

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これも「調度品」の1つですね。

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「風流傘」です。

 次回に続きます。

2024年5月16日 (木)

2024葵祭(1)

 種々懸念があったのですが、久し振りのことなので
思い切って出掛けました。

 「葵祭・露頭の儀」を、京都御苑内の何時もの場所で
陣取りして拝見しました。
 午前10時30分に、「建礼門」前をスタートの予定の
約1時間半前に場所取りして始まるのを待ちました。

 今回ご紹介するのは、「路頭の儀」の主役お二方に絞って
ご紹介させて戴きます。

 本列・近衛使代列の「近衛使代」(このえつかい)=
    勅使の代役の方

 斎王代列・女人列の「斎王代」=葵祭のヒロイン

の方々です。

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「近衛使代」列にも「牛車」が加わります。
「近衛使代」は騎馬で行きますから「牛車」は要らないのですが、行列を
華やかにする為に曳き出されます。

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「近衛使代」=勅使、行列中の最高位の人で、四位近衛中将が勤めるそうです。
馬も「銀面」を被っています。

 続いて「斎王代」です。

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十二単衣の五衣唐衣裳(いつつぎぬ・からぎぬ・も)で、その上に小忌衣
(おみごろも)を着用されています。

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「斎王代列」にも「牛車」が続きます。

 今回は、ここまでとさせて戴きます。
 次回以降では、各列をもう少し詳しくご紹介させて戴きます。
 

 

2023年7月31日 (月)

祇園祭2023後祭・山鉾巡行(6)

 前回の続きです。最終回となります。

 今回は、後祭の盟主とも言うべき「大船鉾」です。
 前祭にも「船鉾」があります。

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神功皇后が凱旋した船に由来する船形の鉾です。堂々たる鉾です。

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ほぼ真ん中の赤い飾りは、「軒幕」と言います。ベトナムから贈られた
ものだそうです。日本とベトナムの外交関係樹立50周年を記念して、
同国の国営放送局(VOV)が紅色の織物2枚を寄贈しました。
竜を中心に万民の寿を願う雲や玉を錦糸で刺繍されています。

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以上、11基の山鉾が巡行して行きました。

午前9時30分から始まって、最終10時10分で、この場での巡行は
終わりました。

2023年7月30日 (日)

祇園祭2023後祭・山鉾巡行(5)

 前回の続きです。
 ここまで8基の山鉾が通過しました。後3基です。

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9番目は「鈴鹿山」です。

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大長刀と中啓を手に鈴鹿峠の悪鬼を退治した「瀬織津姫命」がご神体。
等身大の女人の姿で神面を付けています。

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 次は人気の山鉾の1つ、「鷹山」です。私が秘かに応援しています。

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「休み山」だったのが、皆さんの努力で令和4年から196年ぶりに山鉾巡行
に復帰されました。

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ご神体の人形は3体です。

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舞台の四隅の柱が、今年黒漆塗になり、美しくなりました。

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見送はやはり「鷹」の絵です。

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手前は、「有料観覧席」です。

 次回に続きます。最後です。

 

 

2023年7月29日 (土)

祇園祭2023後祭・山鉾巡行(4)

 前回の続きです。

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かっこいい子供達です。

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謡曲「志賀」にちなむ。大伴黒主が志賀の山桜を仰ぎ眺めている姿を再現。

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前掛、胴掛、見送すべてが綴織です。

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華やかです。

 次は、「役行者山」です。

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修験道の祖・役行者に因む山。やはり行者さんがおられます。

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ご神体は3体、役行者・一言主神・葛城神です。

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 次回に続きます。

2023年7月28日 (金)

祇園祭2023後祭・山鉾巡行(3)

 前回の続きです。

 今回は先ず「鯉山」です。人気の山の1つです。

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「登竜門」伝説に由来する山です。竜門の滝を登りきった鯉は、竜になる
と言います。

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大鯉は、「左甚五郎」作と伝わります。

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山の装飾は、16世紀ベルギー作のタペストリーは、ゴブラン織りで
国の重文です。

 次は、「北観音山」です。

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上を見なければ、「鉾」かと思います。

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前掛・胴掛・見送すべてが「唐織」です。

 次回に続きます。

 

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