後祭の鉾達(5)
前回の続きです。 今回のシリーズの最終回です。
④大船鉾(おおふなほこ)です。
こちらも「新町通」にあります。新町通四条下ルです。
後祭の山鉾巡行のしんがりを務めます。
蛤御門の変の大火で焼失し、平成26年約150年ぶりに
復興し、山鉾巡行に復帰しました。
大勢の人の姿が見られます。
正面の様子です。
左回りに見て行きます。
神功皇后が凱旋した船に由来する舟形の鉾です。
先端の怪物は、何でしょうか?龍?にしは短い。やはり「龍」だそうです。
今年新調された車輪です。直径2メートルを超えるサイズは、記録で確かめ
られた範囲では、全山鉾の中で史上最大とのこと。
右舷を見ています。
舵も立派です。背面を見ています。
左舷に来ました。何やら専門家らしい人達が論議していました。
背面から左舷を見ています。指差ししているのも、その人達です。
舵の部分を見ています。
左舷の先端を見ています。
左舷側から見た怪物です。やはり「龍」ですかねえ。
新町通の南方向を見通しています。見えるのは「大船鉾」です。
目を転じて、新町通を四条通(手前の道路)を渡って北方向を見通しています。
遠くに見えるのは、「南観音山」です。
以上で、今回のシリーズは終わりです。「山鉾巡行」が拝観出来ず残念でした。
[ 追伸]
後祭の山鉾巡行は、正午頃雷雨があり強い雨が降りました。
最後尾の「大船鉾」は、四条通で車輪がぬれてうまく進めなくなる状態も
あったそうです。
地元紙の写真では、豪雨の中笠をかざし雨を除けながら進む関係者の姿が
報じられています。
だけど無事「凱旋」されました。
最近のコメント