学問の神様・菅原道真公を祀る
京都・北野天満宮について、今回ご紹介させて戴きます。
先ず、現在時点での「北野天満宮」の様子から。
現時点とは、令和6年6月27日(木)午前のことです。
今出川通に面した表参道の入口です。大看板に表示されている「半萬燈祭」
については後程ご紹介します。
大看板をアップしました。
一の鳥居をくぐって直ぐ右手には、こんな説明板が見られます。
これがその松の木です。初めて見た時と大分大きくなった様に思います。
参道の途中で見掛けた幟です。
そうなんです。今回の主目的は、これなんです。「茅の輪」くぐりです。
「半萬燈祭」の提灯の始まりです。約1700個の提灯が掲げられています。
その近くに展示されていたものです。
地元紙では、提灯に点灯した写真が掲載されていましたが、美しい光景
でした。正面が「三光門」です。
反対側からも見ています。
役員の方々のものです。
漸く拝殿前に到着しました。修学旅行の生徒さんの姿が多く見られました。
「半萬燈祭」について(地元紙の記事から)
北野天満宮では、菅原道真公が亡くなって50年ごとに「大萬燈祭」を
営んでいて、その半分の年(25年)に「半萬燈祭」を営んでいます。
次回は、道真公没後1125年の節目に当たる2027年に「半萬燈祭」
が執行されます。その先駆けとして提灯の点灯が始まったとのことです。
提灯は、2027年まで取り付けられます。
次回に続きます。
皆様明けましておめでとうございます。
改めまして新年の賀詞を申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、新年漸く外出のチャンスが出来ました
ので、近所の氏神さまに「初詣」をさせて
戴くことが出来ました。
近所の氏神さまとは、京都市内では有名な
「木島坐天照御魂神社」(このしまにますあま
てるみたまじんじゃ)通称「蚕の社」
(かいこのやしろ)です。
では、嵐電・蚕の社を下車して少し北に向かった
所にある「一の鳥居」からスタートしましょう。
(実際は私の住いは、神社の東側にあるのですが)
嵐電は左手先にあります。左手に少し見える道路は、嵐山方面に通じる
「三条通」です。この辺りで「三条通」と言っても変ですが。
「一の鳥居」をくぐつて直進(北に向かいます)。
五分弱歩くと四辻に来ます。その左手に神社があります。
神社の入口右には、こんな石柱が見られます。
正式社名でしょうが、「京都検定公式テキストブック」には本稿に書いた
文字になっています。
「二の鳥居」(木製)です。台風で幾つかの木が倒れて、伐られていて
「神社の杜」がやや寂しくなっています。
参道を進みます。
その途中、左手には小さなお社があります。
お祭りには、「御神輿」が安置される「舞殿」?です。
いよいよ「拝殿」前へ。
手前が「拝殿」、奥に「本殿」があります。拝礼しました。
提灯の「社紋」は確か「上賀茂神社」などと同じだったと思います。
謂れは後程。
この神社で有名なのは、
お社の左手にある「三柱鳥居」です。
近寄って拝見しました。上から見ると三角形に見えます。
「みはしらとりい」または「三鳥居」(みつどりい)と言います。
三方から拝める形になっています。
京都の「三珍鳥居」とも言われています。
さて、「木嶋神社」について、色々とご紹介します。
◇ご祭神 天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
大国魂神(おおくにたまのかみ)
鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと)
◇総祀時期は不詳。かつてこの地の勢力者であった「秦氏」
ゆかりの神社。
◇平安時代には祈雨の神として信仰された。
◇本殿の右側にある摂社は、養蚕神社。養蚕・機織・染色の
技術に優れた「秦氏」に縁が深く「蚕の社」が通称となっている。
◇「三柱鳥居」がある場所は、「元糺の池」で、夏の土用の丑の日
には、「足漬け神事」が行われている。
◇祭礼は、毎年10月8日に行われる。
現在は、自身の体調問題や自由な時間が取れないことなどから、
纏まった記事作りが困難なので、今回の様に「単発的」な記事
をアップしたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
前回の続きです。
今回は、「護王神社」です。
京都御所の西側・烏丸通に面しています。
「足腰の守護神」と言われています。
狛犬ならぬ「狛いのしし」が鳥居の両側に控えています。
手水舎にも。
鳥居をくぐって境内へ。そして早くもお目当てに。ここにも「狛いのしし」
が控えています。
先ずは参拝へ。
拝殿前へ。
ここのご祭神は、「和気清麻呂公」です。
間近でお顔を拝見。
字が小さくて読みにくいかと思いますが、こんなお話がありました。
では、「大絵馬」を拝見。
原画は、日本画家の曲子明良(まげしあきよし)さん(京都市北区)
によるものだそうです。
迫力ある「龍」の姿です。
ここでも「狛いのしし」が力強く。
境内のあちこちで「いのしし」に出会います。
こちらは、社務所の玄関に掲げられていました。
社務所では、色々な「足腰」のお守りが授与されています。
3つの神社を共通的に見ますと、
北野天満宮の神の使いは 「牛」
松尾大社の神の使いは 「亀」と「鯉」
護王神社の「狛〇」は 「猪」
と、それぞれに動物が選ばれています。
前回の続きです。
今回は「お酒の神様・松尾大社」です。
普通「まつおたいしゃ」と言っていますが、
正しくは「まつのおたいしゃ」と言います。
大宝元年(701)、秦忌寸都理(はたの
いみきとり)が、松尾山大杉谷の磐座の神霊
を勧請して社殿を造営したといわれています。
平安遷都後は、賀茂社とともに王城鎮護の神
となりました。
ご祭神は、大山昨神(おおやまぐいのかみ)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
桂川に架かる「松尾橋」を渡り、橋の西端近くになると、
「一の鳥居」が見えて来ます。
鳥居をくぐって進むと、清流が流れる橋を渡ります。
この流れは、古代「秦氏」がこの一帯を開発した時に、「大堰川」を造った
その流れではないかと思います。
やがて「二の鳥居」が見えて来ました。
その鳥居の傍に立つ灯籠の石柱には、「日本第一酒造之神」の文字が彫られて
います。
古くから酒の神として信仰を集め、境内の霊泉の「亀の井」の水を醸造の時に
混ぜると酒が腐らないと伝えられています。
さらに参道を進むと、前方に立派な「楼門」が見えて来ます。
その先には、お目当ての「大絵馬」も。
楼門をくぐって境内に入ります。
楼門をくぐって直ぐに、石橋があり、その下でも清流がゆったりと流れて
います。先程の始めの流れ「大堰川」は、こちらかなと思わせる古代の雰囲気
を感じますが果たしてどちらでしょうか?
「大絵馬」をちらっと見て、先にお参りへ。
「中門」前で参拝をさせて戴きました。
再び「拝殿」に安置されている「大絵馬」を拝見。
酒の神らしく毎年の「大絵馬」には必ず「酒器」が描かれています。
「龍」は迫力があります。
「手水舎」にも居ました。
次回に続きます。
令和6年・新年おめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年恒例の京都市内の有名神社の
「大絵馬」を3つ、ご紹介させて戴きます。
先ず始めは、京都市民にとって人気の「天神さん・
北野天満宮」の「大絵馬」をご紹介します。
創祀は平安時代に遡りますが、現在の社殿は
慶長12年に豊臣秀頼が再興したものです。
ご祭神は、菅原道真です。古くから「学問・
文芸の神」とされています。
今は「受験生」にとっては頼みの綱の神様
です。
撮影は、「終い天神」の12月25日に行い
ました。
「今出川通」に面した「一の鳥居」です。
鳥居の傍には、大きな狛犬が睨みを利かしています。
参道を進みますと、やがて楼門に掲げられた「大絵馬」が見えて来ました。
「大絵馬」をじっくりと拝見するのは後程に。
「終い天神」とあって人出は多いです。
先ず拝殿へ。参拝させて戴きました。
拝殿前の「飛梅」は、未だ開花は先の様です。
「初詣」では、行列が出来ます。
「学問の神様」とあって、多くの「授与品」があります。
唯一「カラフルな撫で牛」です。
再び「大絵馬」前に。
アップで拝見!迫力がありますね。
次回に続きます。
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