カテゴリー「京都御苑 京都御所」の32件の記事

2019年2月11日 (月)

京都御所の特別公開を拝見(5)

 前回の続きです。最終回となります。

 「御常御殿」前の「御内庭」を拝見しています。

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先の「御池庭」に比べて、こちら「御内庭」の方は雅な感じがしました。
やはり「御常御殿」前のお庭だからでしょうか。

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赤い←は、明治天皇お手植えの松を示しています。

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秋の庭らしい雰囲気を感じます。

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「御涼所」と言って、厳しい京の夏を過ごすための避暑された建物です。

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建物の名前は判らないのですが、御所内の建物としては、鄙びた感じがしたので関心を持ちました。

「御常御殿」に繋がる「御三間」が、最後の拝見建物となります。

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上段の間  朝賀図  住吉 弘貫 筆

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中段の間  賀茂祭群参図  駒井 孝礼 筆

 最後に、御常御殿の中にあった「御寝の間」にあった襖絵です。

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「竹ニ虎」と言う名前だそうです。土佐 光文 筆
そんなに怖い感じの虎の図ではありませんが、天皇となるとこんな環境でも眠らなければならないのですね。

 以上で、今回の特別公開の拝見ご紹介は終わりです。














2019年2月10日 (日)

京都御所の特別公開を拝見(4)

 前回の続きです。
 「小御所」から北隣の「御学問所」に来ました。
 慶長18年(1613)に、清涼殿から独立した御殿だそうです。御読書始や和歌の会などが行われていたそうです。
 ここでも、襖絵が見易く公開されていました。このことが今回の特別公開の目玉の様です。

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下段の間  丘陽楼図  原 在照 筆

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下段の間  前と同じ

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中段の間  蘭亭ノ図  岸 岱 筆

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上段の間  床の間

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上段の間  十八学士登瀛(えい)州図  狩野 永岳 筆

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 前と同じ

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「小御所」前に続いての「御池庭」の北側です。

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「御池庭」の続きです。

少し回り込んで、「御常御殿」に向かいます。

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ここでも障壁画などが、見易くされています。
ここには15の部屋があるそうで、全て畳敷きになっているとか。
天皇のお住まいであるとともに、儀式や対面の場として使われたそうです。
神器を納める剣璽の間や天皇の寝室・御寝の間などもあるそうです。

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長閑な景色が描かれています。

 次回も続きます(最終回)。





























 

2019年2月 9日 (土)

京都御所の特別公開を拝見(3)

 
 前回の続きです。

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清涼殿から紫宸殿の裏側を通って、紫宸殿の東側に来ました。
紫宸殿に上がる方が一時待機する場所かなと想像します。

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その場所から少し左手には、こんな写真が掲示してありました。
この「地球儀」は、明治天皇の即位式の場に飾られたものだそうです。
この「地球儀」は、水戸藩主だった徳川斉昭が、孝明天皇に献上したものだそうです。

「小御所」に来ました。「西郷どん」でも登場しましたが、幕末ここで「小御所会議」が開かれました。ただ現在の建物は、昭和29年(1954)に焼失したため、同33年(1958)に復元されたものです。
襖絵が良く見られる様に公開されていましたので、丁寧にご紹介します。

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鮮やかな群青色の絵の中で、この白黒の絵はかえって目を惹き付けます。

「小御所」前の「御池庭」です。

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このお庭は、隣の「御学問所」とも共通しています。

 次回にも続きます。



























 

2019年2月 8日 (金)

京都御所の特別公開を拝見(2)

 前回の続きです。
 「建礼門」の内側から左手に回りました。

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その先には、「建春門」が見えます。先の「建礼門」と同様華やかさを感じます。

少し進むと「日華門」があり、その近くには「明治天皇と京都御所」をテーマに、「明治天皇附図」(昭和8年作製)の写真が展示されていました。
その中から1枚、「即位の礼」をご紹介します。

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これから拝見する「紫宸殿」での様子が描かれています。
この当時は、未だ「高御座」などは無かったのですね。
「日華門」をくぐって、「紫宸殿」前の「南庭」に入ります。

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「紫宸殿」の前面のほぼ全景です。
やはり中は寂しいです。何時もあるものが無いからです。
その代り、今まで見られ無かったものが見えました。それは、奥にある巨大なふすま絵が見られました。

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ふすま絵は、高さが約2.3m、全幅は約22mもある巨大なものですが、紫宸殿の奥にあり、かなり離れた場所から撮影ですので、コデジでは限界がありますと、言い訳をして、先ず始めに真ん中の絵をご紹介します。
上部には「負文亀」と下部には「獅子と狛犬」です。
白く見える線は、何の目的か判りませんが、殿内に紐見たいなものが張られていました。

上の絵の両側には、「賢聖障子」(けんじょうしょうじ)が、東四間と西四間に、計32人の賢聖人が描かれています。

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殿内の奥に見えるのが、そのふすま絵です。

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「西四間」の一部です。ここでも白線が邪魔をしています。

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参考に絵を見易く展示された写真です。
一枚上のふすま絵は、この写真の右端の人物達ですね。
「紫宸殿」の左側を通って、次の建物は「清涼殿」です。

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「清涼殿」は、初めは天皇の日常のお住まいだっそうですが、大正年間には主に儀式の際に使用されました。
見えているのは、「昼御座」と言い、天皇のご日常の御座です。

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「清涼殿」から、次の建物に移る時、ふと空を見上げましたら・・・。
下に見える建物は、次の「小御所」に繋がる建物かと思われます。

 次回に続きます。














2019年2月 7日 (木)

京都御所の特別公開を拝見(1)

 例年「秋の一般公開」とされる「京都御所」が、今年(平成30年)は「特別イベント・宮廷文化の紹介」と言う公開を拝見しました。平成30年11月3日(土・祝)午後のことでした。

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御所公開の際に入口となる「宜秋門」(ぎしゅうもん)の上部の様子です。
細かな彫り物が見られます。
この門は、江戸時代は公卿達の出入り口だったそうです。

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御所内の拝観コースで、最初に拝観するのこの「御車寄」(おくるまよせ)です。
何時もの公開の時に、障子が開かれて、衝立かお花が置かれていました。

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「新御車寄」(しんみくるまよせ)です。
大正4年(1915)、大正天皇の即位礼が紫宸殿で行われるに際し、馬車による行幸に対応する玄関として新設されたものだそうです。
ここでも何時もの公開の時には、御所車などが置かれていました。

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その前から、右に目を移すと、こんな光景が目に入ります。
左手から、新御車寄~紫宸殿の大屋根~月華門となります。

その月華門の右手では、華道展が見られました。

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以上の3つの流派の生花でした。

左手に曲がると、

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「承明門」(現在工事中)の右横から、「南庭」を通して「紫宸殿」の大きな建物が見えます。
紫宸殿に、現在「高御座」などが東京に行っているので、その写真が左手に掲げられていました。

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手前が「高御座」で、その奥が「御帳台」です。

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その前辺りにあるの、「建礼門」の内側から見たところです。
建礼門は、御所の正門と言った存在です。

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門の左手に、見事な巨木が見られました。門に当らない様に身をくねらせています。

 「承明門」を始め、御所内のあちこちで工事が行われていました。

 次回に続きます。






















2018年5月 5日 (土)

新緑の京都御苑

 「新緑の京都御所」を参観した後、「京都御苑」を少し歩きました。
 広大な御苑ですので、西側を歩きました。

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「乾御門」から御苑内に入って直ぐのところから撮った景色です。
遠くに御所の北辺が見えています。

御所参観の入口の「清所門」に向かって歩きます。

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「皇后門」の中も、新緑が美しく見えました。

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何の花か、黄色い小さな花が沢山固まって咲いていました。
この辺りは、「一条邸跡」になります。

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木の形が決まっていたので撮って見ました。新緑では無いですが、葉っぱに新しい部分が見られました。

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御所参観後に、南の方向に歩いていて見た新緑です。
道路は、「建礼門」前の広い道路の西のやや広い道路です。道路に名前が付いていないので。

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見えている建物は、「環境省京都御苑管理事務所」の北面です。その西側付近です。

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その向いにある「宗像神社」の外壁です。

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その南端部分です。この付近の高い木の上では、「アオバズク」が棲んでいるのを見たことがあります。

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「間ノ町口」から御苑内を見通しています。ここには門がありませんが、少し東に行くと「堺町御門」があります。葵祭や時代祭の行列が出る門です。

 散策して感じることは、京都は市内でも多くの場所で桜の花を愛でることが出来ますが、新緑の多いことにも改めて感動しました。

















2018年5月 4日 (金)

新緑の京都御所(2)

 前回の続きです。
「京都御所」内の新緑を参観しています。
「御常御殿」などに面した「御内庭」に来ました。

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先の「御池庭」とは、大分趣きが違う様に思いました。
橋は、土橋の様です。

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池と言うよりも、流れと言った感じです。

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色彩も、こちらの方が多い様に感じます。

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お庭から離れて、出口の方に向かいます。

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一般公開時には、休憩のテントが設けられている広場です。
出口は左手に進みます。


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色んな躑躅も美しく咲いていました。

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出入り口の「清所門」の間近です。

 御所から退出した後は、「京都御苑」を少し歩きました。
 次回に続きます。





2018年5月 3日 (木)

新緑の京都御所(1)

 最近はルールが変わって「京都御所」の参観が、一般公開日以外でも簡単に参観出来るようになり、先日思い立って御所の新緑を参観させて戴きました。
 手荷物のチェックと名札を戴き、御所内に入りました。

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先ずは、「紫宸殿」に敬意を表して。
春と秋の一般公開時とは、参観のコースは省略されていますが、ほぼ主なところは参観出来ます。

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東南にある「建春門」です。

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その門の並びに沿って。

「御池庭」に入ります。

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小御所や御学問所に面しています。

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石橋を望む位置を変えて、見ています。手前は州浜です。

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池の北端から見ています。

 次回に続きます。







2018年4月13日 (金)

京都市内各地の桜達

 私の独断で京都市内の「桜の名木」を訪ねて歩きましたが(既にご紹介済み)、その時にその地で出合った桜を、この際纏めてご紹介させて戴きます。

 先ず、「円山公園」です。

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 流石京都の代表的な桜の名所です。既に一部花見の宴会が始まっていました。

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 桜の木も数が多いです。それに相応しく屋台も多く出ています。

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 鳥居は、八坂神社の東側の北のものです。

 次は、「京都府立植物園」です。

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 最近は多くの人達に愛される植物園です。観覧温室(左手)の付近です。

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 大芝生地の近くにある「紅枝垂れ桜」です。こちらでも人々の寛ぐ姿が見られます。

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 「紅枝垂れ桜」が集まる中での1本です。

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 私は「ヤマザクラ」に何故か惹かれます。「ソメイヨシノ」などと比べると数が少ない様に思います。

 最後は、「京都御苑」です。

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 ここでも「ヤマザクラ」に、先ず目が行きました。やはり木の数は少ないです。

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 こちらでも、多くの人達の姿が見られました。築地塀は、御所の西南角です。
左に見える木は、「清水谷家の椋」です。

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 「出水の小川」も、大賑わいでした。ここの桜は「サトザクラ」です。

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 丸太町通から御苑に入って直ぐにある桜です。「オオシマザクラ」と思われます。

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 御所の正門「建礼門」付近です。門の後の大きな屋根は、「紫宸殿」です。

 今年の京都の桜は、どこも見事な姿を見せてくれました。















 

 

2018年4月 6日 (金)

京都の桜の名木を訪ねて(京都御苑)

 前回の続きです。
 今回は「京都御苑」ですが、先日ご紹介した「旧近衛邸跡」の「糸桜」ではなく、「車返桜」です。

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先ず、そのコーナーにあった説明板を。

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保護のため、しっかりと柵が施されています。

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南寄りから見ています。

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ほぼ満開状態です。

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当時の木々ではないとは思いますが、大きい木が2本と、小さい木が3本の計5本あります。

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御所の築地塀が見えますが、御所の門を出て直ぐのところに、この桜はあります。手前に見える木が、最も大きい木です。

以上、私の独断による「京都の名木」を3か所、ご紹介させて戴きました。










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