久し振りに「京都文化博物館」に行きました。
猛烈な暑さにならない前の午前中に。8月4日(日)の。
私が見たかったのは、「足利将軍、京都に住まう。」
と言う「総合展示」です。
京都の地に武家政権を樹立した室町幕府。歴代の
足利将軍は、この地に居所を定めて執政に当たりました。
足利尊氏に始まって、第15代足利義昭まで、京都を
拠点に政権を維持しました。
有名な将軍としては、3代義満と8代義政でしょうか。
初代尊氏以降、全ての名前に「義」(よし)が付いています。
展示は各将軍の御所の歴史をたどりつつ、将軍達の暮らしぶり
を探ると言う展示でした。
と、それはさて置き同時に開催中の「GIANT ROBOTS」
日本の巨大ロボット群像」展を覗いて見ました。
私にとっては殆どが良く分からないものばかりでしたが、「鉄人28号」
や「ガンダム」位は何となく記憶にあります。
その内容を、ご紹介したいと思います。
展示は、「文博」の4階と3階でした。親子連れや若い男性が大多数でした。
私の様な老人はあまり見掛けませんでした。私にとってもやや場違い感が
ありました。
4階の会場入口です。
その左手の看板?です。これを見るだけでも圧倒されそうです。
その近くにあった「フィギュア」(と言うでしょうか?)です。
全体の様子からは、可愛く感じました。
早くも付いて行けません。
巨大ロボットの基地ですね。
言葉は知っていました。
付いて行けません!
如何にも「ロボット」と言う感じです。
全くの無知です。戦うロボットの姿です。
ロボットの設計図ですね。見る人が見ればワクワクものでしょうか。
次回に続きます。
ほぼ毎年拝見している「京博のお正月」は、
「京都国立博物館」が「新春特集展示」として、
その年の「干支」を取り込んだ諸作品を集めて
展示されています。
今年の干支は「辰・龍」ですので、
「辰づくしー干支を愛でるー」と題して色々な
作品 28点が展示されていました。
都合よく時間が取れたので出掛けました。
1月8日(月・成人の日)の午前のことです。
展示品は全て撮影禁止でので、何時もの遣る手
です、屋外に掲示されているポスターを撮影しました。
それでは、それをご覧願いましょう。
これが、そのポスターの全体ですが、生憎と近くの信号機や道路標識などの
影が映って仕舞いました。
では、個々に拡大して見ていきましょう。
上から、
「昇龍墨意」の一部 「須磨帖」のうち 高奇峰筆(こうきほうひつ)
中国・中華民国時代 1931年
次は、「青花黄彩雲龍文皿」 大清康熙年製銘 中国・清時代 18~19世紀
明暗差があって見難いですが、「龍袍」(りゅうほう)金黄地綴織
胸の真ん中以外のあちこちにも「龍」が織られています。
展示は、5つのコーナーに分かれています。
1.龍の姿 誰もその姿を実際に見たことがないのに、みんな龍の姿を知っている。
2.龍はリーダー 龍は、鱗のある生き物たちのリーダーだと考えられていた。
3.龍を描く 龍を描く時には、おきまりの組み合わせがいくつかある。
4.龍の物語 龍は、昔の物語の中にもよく登場する。
5.龍の仲間 龍に似ているけれども、ちょっと違う生き物もいる。
この展示は2月12日まで開催されていますが、(月)は休館です。
満70才以上の方は無料です。
感想 見応えがありました。
前回の続きです。
⑩京都市京セラ美術館
建物は、昭和8年(1933年)に「大礼記念京都美術館」
として開館し、第二次世界大戦後は「京都市美術館」として
親しまれて来ました。そして、令和2年(2020年)5月に
リニューアルオープンして、現在の名称となりました。
今回の「特別公開」場所は、2階の「貴賓室」です。
その部屋に入りました。そして上を見上げると、こんな様子です。
天井は「格天井」の立派な造りとなっています。照明も立派です。
部屋の中を見渡すと、立派な扉があります。
装飾も凝っています。
別の扉も。
近くの窓から外を見ています。
2階とその階段です。「貴賓室」は左手にあります。
1階のフロァの一部を見渡しています。正面の階段を降りると、地下1階の
チケット売り場等があります。
建物の正面の様子です。見学した「貴賓室」は、見えている2階のカーテン
が掛かった部屋です。
少し位置を変えて見ています。
南寄りの位置からも見ています。建物に入るには、手前のスロープを下がって
地下1階の出入り口から入ります。
次回に続きます。
前回の続きです。
⑨京都国立近代美術館
その正面の姿です。建物は凄く現代的なのに、何が見られるのかな?
兎に角中へ。そして、案内されたのが入って右手上に見えるものでした。
「2階渡り廊下」です。
それがこの「渡り廊下」です。一般の人は渡れません。何でも「館長」
のみが通る所だとか。
そこから見た景色です。一般の人は右手に見える階段を上るか、エレベーター
に乗るかです。左手には「館内レストラン」です。
そこから「玄関」の方を見ています。
美術館を出た直ぐには「平安神宮・大鳥居」が堂々と立っています。
その右には、次に行く「京都市京セラ美術館」が見えます。
「京都国立近代美術館」の南側を見ています。
「平安神宮・大鳥居」をほぼ正面から見ています。通りは「神宮道」です。
左手奥に少しだけ見えるのは「京都府立図書館」の新館の上部です。
次回に続きます。
前回の続きです。
⑥京都ハリストス正教会 生神女福音聖堂
(しょうしんじょふくいんせいどう)
柳馬場通二条上る東側にあります。
柳馬場通に面した正面入口です。可成り特徴的な外観です。
建物を色んな位置から拝見しました。
見えているのは、玄関です。丁度京都古文化保存協会の特別公開日でした。
内部は撮影出来ませんでしたが、初めて見る異常な(私にとっては)内部
の様子でした。女子高生の分かり易い説明もありました。
「イコン」(聖像・絵画)なるものも多数拝観出来ました。
(ダブって仕舞いました)
以上で「中京地区」(私が巡回出来た範囲で)は終わりです。
次は、「岡崎地区」ですが、ご紹介は来年にさせて戴きます。
今年の「京歩き」は今回で終了とさせて戴き、年末のお休みとさせて
戴きます。今年もご愛顧戴きまして有難うございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
新年は恒例の京都の3神社の大絵馬のご紹介からスタートさせて戴きます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
前回の続きです。
③カトリック河原町教会
河原町通御池下る一筋目東へ、「ホテル京都ロイヤル」の南側に、この教会
はあります。左隣は工事中で、何と無く騒がしい感じでした。
教会に入るには、階段を上がります。その入口の様子です。
教会らしい雰囲気を感じます。
入口には、こんな表示が見られました。
教会内に入りました。余り教会には入ったことが無い私は、厳かな雰囲気
に緊張しました。
少し前に進んで拝観。
教会内右手のステンドグラスです。
地下の「小聖堂」も拝観。
キリスト像の左手下には、この像が置かれていました。「都の聖母」と
呼ばれるブロンズ像です。
この教会が、明治23年(1890年)に建てられましたが、その時の説教
の中で、この像の紹介がされたとのこと。一時「将軍塚」に埋められていた
そうです。フランシスコ・ザビィエルが造らせたそうです。
次回に続きます。
前回の続きです。
②フォーチュンガーデン京都(島津製作所河原町旧本社)
京都市役所本庁舎からは比較的近くにあります。
北側から見た外観です。
反対に南側から見た外観です。
河原町通を隔てて、真正面から見た外観です。
行列は、建物の中に入ろうとする人々です。
行列の先は、ここです。中に入れば正面エントランスホール等が見学出来
るとのことですが、私は外観のみで次へ移動しました。
河原町通二条下る東側からねその建物を見ています。
昭和2年(1927年)、島津製作所は武田五一を設計顧問に迎え、
荒川義夫の設計によって、ここに新社屋を建設して本店営業所を移転しました。
のちに、島津製作所河原町別館となり、平成24年(2012年)に現在の形
となりました。
次回に続きます。
[紅葉を始めとする秋のシリーズが終わりましたので、
季節とは直接的に関係無いシリーズを始めます]
京都市内では、今年(2022年)「京都モダン建築祭」
なる催しが、11月11日から13日に行われました。
私は、11日と12日に参加させて戴きました。
「文化庁京都移転記念事業」「ART WALK KYOTO」
と銘打っての行事です。
始めに、パスポートチケットを購入し、各施設ではそれを提示
すれば自由に出入りが出来ます。事前予約制での「特別ツアー」も
ありましたが、私は一人で気儘に巡回しました。
私は2日間で計 11か所を拝見出来ました。
では、私が巡回した順に、ご紹介させて戴きます。
①京都市役所本庁舎 現庁舎は3代目、Ⅰ期建設の完成は昭和2年。
鉄筋コンクリート造、武田五一による監修のもと竣工。
南面する正面を斜めから見ています。
真正面を見ています。左右対称で、中央と両翼を突き出した形です。
その突き出た部分の西側(向かって左側)の様子です。
正面に接近して見ました。「市章」が光っています。
日本的造形だけでは無く、中国的やインド・イスラム・イタリヤルネサンス
的造形が取り入れられているとのことです。
目下耐震工事中ですが、庁舎の東側の全体を見ています。
近寄って見ました。
では、中に入って見ましょう。
正面玄関の階段の正面には、京都の名所を表現したステンドグラスが見られ
ます。
2階の「市会議場」に向かいます。
今回内部が公開されている1つ、「市会議場」です。昨年8月に改修工事
が完了しました。
ずらりと並んで掲げられている写真は、歴代の議長さんです。
議場の正面を見ています。一段高いところが、「議長席」です。
「市長」室です。
次の公開場は、4階にある「正庁の間」です。
創建当時の姿を復元されました。
審議会や式典等外部の方との交流の場として、また国内外からお越しになる
来賓等の歓迎行事等に使われます。
市庁舎を出て、少し離れた所から市庁舎を望みました。
この場所は、河原町御池の交差点です。手前が河原町通です。
次回に続きます。
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