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7月24日(日)、「後祭」の山鉾巡行を
前回(前祭)と同様に、「定点見物・撮影」で臨みました。
その場所は、御池通堺町付近の北側でした。
「後祭」の山鉾巡行は、烏丸御池を午前9時半の予定でした。
巡行のトップは、「橋弁慶山」です。
今回も行列の先頭は、祇園祭山鉾連合会の理事長などの役員の皆さんです。
五条大橋で、弁慶と刀を交える牛若丸です。橋の擬宝珠に足駄の前歯だけで
立つ名場面の再現です。
「橋弁慶山」は、古来くじ取らずで、巡行の先頭を進みます。
胴掛は、円山応挙下絵の「加茂祭礼行列図綴錦」です。
後掛は、明の綴織とか。
2番目は、「北観音山」です。
山ですが、鉾と同じです。ただ神木が松です。
楊柳観音と韋駄天を祭っています。
見送は、「百子図綴織」の優品とのことです。
次回に続きます。
前回の続きです。
「鷹山」の会所から、次に向かう途中で出会った
幾つかの会所前をご紹介します。
先ず、室町通三条上るにある「役行者山」です。
三条通から室町通に入ると、この光景が目に飛び込んで来ました。
先に見えるのが、「役行者山」です。
少し先に進んで見ました。
今日は、ここまでとしました。明日の巡行でじっくりと。
次に、新町通六角下るにある「北観音山」に来ました。
会所は右手にあります。
前掛・胴掛・見送の全てが「唐織」とのこと。
「金地関帝祭礼王侯行列図刺繍」です。
この一帯は、裕福な商店が軒を連ねています。そんな中での一コマです。
祇園祭は、別に「屛風祭」とも称します。
その近くのお宅でも・・・。
「北」に対して、少し下がったところにある「南観音山」です。
新町通蛸薬師下るにあります。
会所は、東側にあります。
南側から見ています。
次回に続きます。
「祇園祭」を再開します。「後祭」についてです。
祇園祭2022の前祭の山鉾巡行が、7月17日(日)に
無事に終わり、次は「後祭」が始まりました。
各会所前で、鉾建てが終わったのを拝見しました。
7月23日(土)午前のことです。
翌24日は、後祭の山鉾巡行が行われます。
先ず、今年196年振りに山鉾巡行に参加する「鷹山」に
向かいました。私が勝手に秘かに応援しているところです。
会所は、三条通新町東入北側にあります。
三条通の東側からみています。会所は、右側にあります。今年注目の山鉾
とあって、多くの人が来られていました。
真木の松の木に、鷹に追われて隠れている「雉」が居ます。
松の木の右手に見えました。
舞台の上に上がるのは、地上からの階段を使います。その屋根が見えています。
水引は、「金地麒麟図紋織」です。色んな麒麟が踊っています。
会所の玄関先です。「ご神体」の鷹匠らは見られませんでした。
何時も、ここの「ちまき」を求めているのですが、人気のせいか売り切れて
いました。
次回に続きます。
「祇園祭・山鉾巡行」の前祭が終わったところで、
「朝顔展」で一息ついて戴きましょう。
7月31日(日)の午前に、京都府立植物園の
「朝顔展」を見に行って来ました。
連日の猛暑の中、一部の花がしんどそうでした。
比較的元気な花を選んで撮らせて戴きました。
展示は、「植物展示場」で行われていました。
暑さを一時忘れられる鮮やかな色です。
かつては朝顔の色とは思えない斑点状の色です。
浴衣の柄にもなりそうな感じです。
突然変異かなと思われる柄が入っています。
この色も最近見掛ける色です。
白は比較的少ない色かなと思います。純白ではないですね。
花の中心に、何か気になるものが見られます。
花の色は、懐かしく感じます。
会場に掲示されていました。
会場の全景を出口側から見通しています。
次回に続きます。
前回の続きです。
今回は、18番目の「芦刈山」です。
旗持さん、よそ見してないで、旗が裏返ってますよ。
謡曲「芦刈」から取材したもので、原典は大和物語から出ているとか。
別れた夫婦の物悲しいお話。
寂しい元夫の姿。
ご神体の衣装は、今年復元新調されたもの。
次は、19番目「白牙山」です。
中国の琴の名手・白牙が、大切な理解者を失い、悲しみから琴の弦を断ち
切ろうとする姿を表しています。
水引・胴掛・見送などの図柄は、すべて中国風で統一されているとか。
次は、20番目「太子山」です。
ご神体は、16歳の白装束の聖徳太子像ですが、お顔が見えません。
胴掛は、インドやベトナムの刺繍とのこと。
神木に「杉」を使用する唯一の山です。普通は、「松」です。
少しだけ横顔が拝見。
次回に続きます。
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