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2022年8月

2022年8月15日 (月)

祇園祭2022・後祭の山鉾巡行(6)

 今年の祇園祭の「山鉾巡行」の全ての最終となる
11番目の「大船鉾」の登場です。

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神功皇后が凱旋した船に由来する船形の鉾です。堂々たる姿です。
(今、前が閊えているのでストップ状態です)
会所のある新町通から北上し、御池通に出て、烏丸通まで進んで来ます。
集合場所の烏丸御池まで、結構な道程です。

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御池通の東方向を見ています。

 長々とお付き合いを戴きまして、誠にありがとうございました。

 暫くお休みさせて戴きます。再開は未定です。

2022年8月14日 (日)

祇園祭2022・後祭の山鉾巡行(5)

 前回の続きです。

 今回は、9番目の「八幡山」です。

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地元(新町通三条下る)三条町に祭られている八幡宮を勧請して、巡行します。

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鳥居の上に止まっている2羽の鳩は、左甚五郎の作とのこと。

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 次は、今年196年ぶりの参加、注目の「鷹山」です。10番目の登場です。

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真木の松に、「雉」が止まっています。前を向いている様です。

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ご神体の人形3体のうち、2体が見えます。
白木のままと言うのも、新鮮で良いです。来年は「漆」で着色されての登場です。

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見送も鷹の図です。

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関係者の皆さんの並々ならぬご苦労が感じられます。
ですので、ささやかながら応援をしています。

 次回に続きます。最後です。

2022年8月13日 (土)

祇園祭2022・後祭の山鉾巡行(4)

 前回の続きです。

 今回は、7番目の「役行者山」です。

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唯一、「行者さん」が同行しています。

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一生懸命に「法螺貝」を吹いておられます。

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役行者が一言主神を使い、葛城山と大峰の間に橋を架けたと言う故事に因み、
修験道の祖・役行者、一言主神、葛城神の3体をご神体として安置。

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 次は、8番目の「黒主山」です。

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謡曲「志賀」に因んだ山です。大伴黒主が、志賀のヤマザクラを愛で、
大きく反り返って仰ぐ姿を再現されています。

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桜で黒主の姿が見えません。

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 次回に続きます。

2022年8月12日 (金)

祇園祭2022・後祭の山鉾巡行(3)

 前回の続きです。
 今回は、巡行順5番目の「鈴鹿山」です。

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大長刀と中啓を手に鈴鹿峠の悪鬼を退治した瀬織津姫命がご神体です。
等身大の女人の姿で、ご神面を付けています。

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 次は、6番目の「南観音山」です。

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貫録十分の先達さん。

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「北」と同じく、「鉾」と変わりません。「真木」の松を除いては。

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本尊は、楊柳観音と脇侍の善財童子です。

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右手見える柳の太枝は、疫病を防ぐとのこと。
見送は、加山又造の「龍王渡海図」を使用しています。

 次回に続きます。

2022年8月11日 (木)

祇園祭2022・後祭の山鉾巡行(2)

 前回の続きです。

 今回は、3番目の「浄妙寺山」です。

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「平家物語」の宇治川合戦の一場面を表しています。一見どうなっているの?
と思います。

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一来法師が、筒井浄妙に先んじようとする一瞬の場面。浄妙の頭上を
法師が飛び越えんとしています。奇抜な構成に驚きです。

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 次は、4番目「鯉山」です。

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大きな鯉が横たわっています。
龍門の滝を登り切った鯉は龍になるという中国の「登竜門」伝説に由来。

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左甚五郎作と伝わる大鯉は、立身出世を象徴しています。

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16世紀ベルギー作のタペストリーは国の重要文化財です。

 次回に続きます。

2022年8月10日 (水)

祇園祭2022・後祭の山鉾巡行(1)

 7月24日(日)、「後祭」の山鉾巡行を
前回(前祭)と同様に、「定点見物・撮影」で臨みました。
 その場所は、御池通堺町付近の北側
でした。
 「後祭」の山鉾巡行は、烏丸御池を午前9時半の予定でした。

 巡行のトップは、「橋弁慶山」です。

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今回も行列の先頭は、祇園祭山鉾連合会の理事長などの役員の皆さんです。

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五条大橋で、弁慶と刀を交える牛若丸です。橋の擬宝珠に足駄の前歯だけで
立つ名場面の再現です。
「橋弁慶山」は、古来くじ取らずで、巡行の先頭を進みます。

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胴掛は、円山応挙下絵の「加茂祭礼行列図綴錦」です。

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後掛は、明の綴織とか。

 2番目は、「北観音山」です。

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山ですが、鉾と同じです。ただ神木が松です。

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楊柳観音と韋駄天を祭っています。

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見送は、「百子図綴織」の優品とのことです。

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 次回に続きます。

 

2022年8月 9日 (火)

祇園祭2022・後祭の山鉾の会所にて(3)

 前回の続きです。
 今回は、魅力的な「大船鉾」です。
 新町通四条下るにあります。

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四条通から新町通に入って直ぐの景色です。狭い道幅で行き来にやや苦労。
会所は右手に見えます。

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手前が船先です。右舷を見ています。

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舳先には、怖い動物・龍?ですか。

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船尾です。立派な舵が付いています。

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ぐるっと反対側に回って来ました。

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見送も見えます。

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再び「龍頭」です。

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少し位置を変えて見ました。

それにしても凄く立派な「大船鉾」です。前祭にも「船鉾」がありました。
舳先の怪獣が違います。

 では、明日の巡行を楽しみに。

 

2022年8月 8日 (月)

祇園祭2022・後祭の山鉾の会所にて(2)

 前回の続きです。
 「鷹山」の会所から、次に向かう途中で出会った
幾つかの会所前をご紹介します。

 先ず、室町通三条上るにある「役行者山」です。

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三条通から室町通に入ると、この光景が目に飛び込んで来ました。
先に見えるのが、「役行者山」です。

 少し先に進んで見ました。

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 今日は、ここまでとしました。明日の巡行でじっくりと。

 次に、新町通六角下るにある「北観音山」に来ました。

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会所は右手にあります。

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前掛・胴掛・見送の全てが「唐織」とのこと。
「金地関帝祭礼王侯行列図刺繍」です。

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 この一帯は、裕福な商店が軒を連ねています。そんな中での一コマです。

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祇園祭は、別に「屛風祭」とも称します。

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その近くのお宅でも・・・。

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「北」に対して、少し下がったところにある「南観音山」です。
新町通蛸薬師下るにあります。

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会所は、東側にあります。

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南側から見ています。

 次回に続きます。

 

 

2022年8月 7日 (日)

祇園祭2022・後祭の山鉾の会所にて(1)

 「祇園祭」を再開します。「後祭」についてです。

 祇園祭2022の前祭の山鉾巡行が、7月17日(日)に
無事に終わり、次は「後祭」が始まりました。
 各会所前で、鉾建てが終わったのを拝見しました。
 7月23日(土)午前のことです。
 翌24日は、後祭の山鉾巡行が行われます。

 先ず、今年196年振りに山鉾巡行に参加する「鷹山」に
向かいました。私が勝手に秘かに応援しているところです。

 会所は、三条通新町東入北側にあります。

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三条通の東側からみています。会所は、右側にあります。今年注目の山鉾
とあって、多くの人が来られていました。

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真木の松の木に、鷹に追われて隠れている「雉」が居ます。
松の木の右手に見えました。

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舞台の上に上がるのは、地上からの階段を使います。その屋根が見えています。

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水引は、「金地麒麟図紋織」です。色んな麒麟が踊っています。

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会所の玄関先です。「ご神体」の鷹匠らは見られませんでした。

 何時も、ここの「ちまき」を求めているのですが、人気のせいか売り切れて
いました。

 次回に続きます。

 

2022年8月 6日 (土)

朝顔展余禄

 「朝顔展」を拝見した後、暑かったけど少し「夏の花」を
見ることにしました。

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「朝顔展」会場から少し南に進むと、私の木の「フウ」の近くの「蓮池」
に来ました。「栄枯盛衰」です。

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「沈床花壇」に来ました。

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我が世の夏の「カンナ」達です。

「北山門」近くに来ました。

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「タイタンビカス」達の集まりです。

 

2022年8月 5日 (金)

朝顔展(2)

 前回の続きです。
 会場での展示は、2段になっています。
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ソフトな感じを受けます。

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対して鮮やかさを感じます。

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花の形が、やや小さく、花の形がユニークです。

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クラシックです。

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これも浴衣柄ですかね。

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朝顔にも「枝垂れ」があるとは・・・。

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入口側から出口側を見通しています。

 最近の高温から、展示は「半日」(午前中)となっています。
 「半日会」と言う表示でした。

 次回には、その後の夏の花の様子も、ご紹介します。

2022年8月 4日 (木)

朝顔展(1)

 「祇園祭・山鉾巡行」の前祭が終わったところで、
「朝顔展」で一息ついて戴きましょう。
 7月31日(日)の午前に、京都府立植物園の
「朝顔展」を見に行って来ました。
 連日の猛暑の中、一部の花がしんどそうでした。
 比較的元気な花を選んで撮らせて戴きました。

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展示は、「植物展示場」で行われていました。
暑さを一時忘れられる鮮やかな色です。

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かつては朝顔の色とは思えない斑点状の色です。

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浴衣の柄にもなりそうな感じです。

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突然変異かなと思われる柄が入っています。

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この色も最近見掛ける色です。

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白は比較的少ない色かなと思います。純白ではないですね。

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花の中心に、何か気になるものが見られます。
花の色は、懐かしく感じます。

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会場に掲示されていました。

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会場の全景を出口側から見通しています。

 次回に続きます。

2022年8月 3日 (水)

祇園祭2022・前祭の山鉾巡行(12)

 前回の続きです。今回が最後です。

 23番目の「船鉾」です。前祭の最後を進みます。

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少し色調が乱れています。申し訳ありません。

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神功皇后船出の様子をうつしているとか。

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美しい舵です。

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 山鉾 計 23基が無事に巡行して行きました。
 午前10時頃見始めて、午後0時半頃に見終えました。

 次は、24日の「後祭」の巡行です。11基の山鉾巡行です。

2022年8月 2日 (火)

祇園祭2022・前祭の山鉾巡行(11)

 前回の続きです。

 今回は、21番目の「放下鉾」です。

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街角で、芸を披露しながら仏法を説く「放下僧」を祭っています。

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3人の人形方が、稚児人形を操り、「稚児舞」を披露します。

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ユニークな図柄の「見送」です。色調が乱れていて済みません。

 次は、22番目の「岩戸山」です。

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鉾と同じく、囃子方が祇園囃子を奏でる曳山です。神木が「松」です。

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「国生み」「天の岩戸」の2つの記紀神話を題材としています。
伊弉諾尊、天照大神、手力雄尊を祭っています。

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屋根には、「伊弉諾尊」がおられます。

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 次回に続きます。いよいよ最後となります。

2022年8月 1日 (月)

祇園祭2022・前祭の山鉾巡行(10)

 前回の続きです。

 今回は、18番目の「芦刈山」です。

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旗持さん、よそ見してないで、旗が裏返ってますよ。

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謡曲「芦刈」から取材したもので、原典は大和物語から出ているとか。
別れた夫婦の物悲しいお話。

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寂しい元夫の姿。
ご神体の衣装は、今年復元新調されたもの。

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 次は、19番目「白牙山」です。

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中国の琴の名手・白牙が、大切な理解者を失い、悲しみから琴の弦を断ち
切ろうとする姿を表しています。

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水引・胴掛・見送などの図柄は、すべて中国風で統一されているとか。

 次は、20番目「太子山」です。

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ご神体は、16歳の白装束の聖徳太子像ですが、お顔が見えません。

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胴掛は、インドやベトナムの刺繍とのこと。

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神木に「杉」を使用する唯一の山です。普通は、「松」です。
少しだけ横顔が拝見。

 次回に続きます。

 

 

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