確か2回目になるかと思う「京都市京セラ美術館」へ、
開催中の「モダン建築の京都」展を見に行って来ました。
12月7日(火)午前のことです。
新館 東山キューブ で催されています。
私として、初めてのエリアでした。
以前にも一度、我流で京都市内の明治以降の古い洋風
建築を見て歩いたことがありました。
そして、ここでもご紹介しました。
今回は、この展覧会を見て、もう一度「京都市内の
モダン建築」を実地に見てみたいと思っております。
では、この展覧会について。購入した図録の中の
「はじめに」から。
東京への遷都にともなって一度は衰退した京都は、
明治時代以降の近代化のなかで、復興を遂げ、教育や
先端技術、文化振興や観光など、様々な分野でめざま
しい発展をみせます。そうした先進性を象徴するよう
に、京都という都市には数々の名建築が生まれました。
そして、幸運なことに、これまで震災や戦災による被
害がほとんどなかったことから、明治から大正、昭和
にかけて建てられた洋風建築や近代和風建築、モダニズム
建築など、いわゆる「モダン建築」が、今も数多く現存
しています。京都は、建築を巡りながら日本の近代化の
過程を肌で感じることができる大変興味深い都市なのです。
展示は、7つのテーマに分け、計36の建物が色んな手法
で行われていました。テーマは次の通りでした。
①古都の再生と近代化 4件 平安神宮 琵琶湖疏水など
②様式の精華 5件 京都国博 旧府庁
③和と洋を紡ぐ 5件 祇園閣 市役所 市美術館
④ミッショナリー・アーキテクトの夢 4件 新島旧邸
⑤都市文化とモダン 5件 旧日銀支店 東華菜館
⑥住まいとモダン・コミュニティ 5件 無鄰菴 堀川団地
⑦モダニズム建築の京都 8件 京大楽友会館 花山天文台
展示品の一部は撮影可能でしたが、私のカメラ無知からフラッシュ
禁止が出来ず、撮影を諦めて仕舞い残念でした。
展示会場入口の掲示です。円形の図は、京都市内を表したものです。
真ん中は「鴨川」です。そして、各所にある「モダン建築」を棒状で示して
います。上が北です。小さくて見難いですが、北には「四神」の「玄武」の
蛇と亀の絡みが描かれています。
会場内にも同じ様な絵が掲示されていました。
この円形の表現方法は、今放送中のNHKの朝ドラのタイトルバックと
同じ方法だなあと思いました。
新館の「東山キューブ」内から、外の庭園を見ています。この日は久し振り
の雨降りでした。
位置を変えて見ています。
建物の一部が見えています。
出口の方に歩いています。
中央のエリアです。対角線上に見ています。
90度位置を変えて、見ています。
ここから、それぞれの展示会場に向かう入口が造られています。
最後に、「京都市京セラ美術館」の正面を見ています。
この建物も、今回の対象の建築になっていました。
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