« 今日も居ました!あの鳥達が | トップページ | 琵琶湖疏水記念館を見る(2) »

2020年10月 2日 (金)

琵琶湖疏水記念館を見る(1)

 京都市上下水道局では、琵琶湖疏水130周年及び
下水道90周年を記念した催しの1つとして、同記念館
で特別展が開かれていることを地元新聞で知り、久しぶ
りに(10年以上経つ?)同館を訪れました。
 9月3日(木)午前のことです。

Img_1735-2

白川通に面した記念館の入口です。

Img_1734-2

建物に埋め込まれた銘板です。「近代化産業遺産」に指定されています。
平成19年(2007年」のことです。国史跡にも指定されています。

Img_1776-2

入口を入って直ぐ右手に玄関があります。建物は、地下1階・地上2階と
なっています。入場は無料です。

Img_1768-2

記念館の裏手・西側の様子です。

Img_1781-2

少し離れた所から、建物の裏手(西側)を見ています。
手前は、疏水の流れの一部や「インクライン」の地上・取っ付きなどが
見えます。

Img_1773-2

玄関を入った右手には、こんなものが見られました。
工事の様子を表したものです。

 1階の展示室から見学しました。
 このコーナーは、「1 明治時代 琵琶湖疏水の計画と建設」に関して
の展示です。

Img_1742-2

ほぼ全景です。

Img_1737-2

入って直ぐ右側には、疏水工事に関係した人々の「人物相関図」が展示さ
れています。
政治面での推進者・北垣国通や工事の直接責任者・田邊朔朗などが紹介されて
います。

Img_1738-2

映像による疏水の説明がなされています。
このコーナーでの展示で凄いと感じたのは、
「従滋賀県近江国琵琶湖至京都通水路目論見実測図」でした。
始めにご紹介した「全景」の左手に展示されている大きな地図です。
明治16年(1883年)に京都府租税課地理掛の「島田道生」氏が測量調査
をして描き上げた実測図でした。凄く緻密に描かれたものです。一見の価値あり
です。

 次回に続きます。

 

« 今日も居ました!あの鳥達が | トップページ | 琵琶湖疏水記念館を見る(2) »

京都の水」カテゴリの記事