昔ながら風情漂う・上京小川通 通称"家元通り”のお正月
木造建築が並び昔ながらの京都らしい街並みを残す上京区の小川通で、電線などを地中に埋める「無電柱化」が昨年完成しました。
電柱か無くなったのは、上御霊前通から寺の内通間の約250m。
今後、御影石を敷き詰めたような石畳風アスファルトになります。打ち水の効果が高くまるように保水機能がある素材を使用するとのことです。
この通りは、「表千家不審庵」
「裏千家今日庵」に面し、それ以外にも古くからの木造建築が残っています。
訪れた日は、元旦と言うこともあってか、人の姿も少なく、静寂そのものの佇まいでしたが、※初釜の日は、女性は勿論のこと男性も和装で、凛とした中にも華やかな佇まいが感じられます。
※新年にお茶のお稽古を始める日のこと。新年のあいさつが終わった1月10日頃から行われます。茶道での新年会のようなものです。茶人は元旦に汲んだ水を使い、お茶を客に振る舞います。
尚、京都市は都市景観の向上と災害防止を狙いに、1986年から無電柱化を進めていて、昨年3月で約61キロを工事しているとのことです。
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