« 京都・天龍寺塔頭の梅 | トップページ | 第12回早春の草花展 その5 »

2017年2月27日 (月)

テーマ「京都の水」(20)琵琶湖疏水と庭園

 琵琶湖疏水の水の利用に、「庭園」への引き込みが挙げられます。
 その代表的な例として、次の3か所を、ご紹介します。
  (1)円山公園  (2)無鄰菴  (3)天授庵

(1)円山公園

001a

公園の最も手前の「瓢箪池」の景色です。水源は、この奥の方にあります。
この公園は、明治19(1886)年に、7代目小川治兵衛(植治)がデザインし、造られたものです。東山を背景に取り込み、野山に小川が流れると言う、身近な里山の風景が彼のモチーフです。

002a

石橋の上から見た、池の様子です。

004a

この日は何故か水が流れていませんでしたが、何時もは水が流れていて、小川の景色を見せています

007a

途中には、面白いデザインの石橋があります。長い石を多数並べた形です。

009a

漸く水の出口に辿り着きました。水が流れ出て無くて本当に残念でした。

(2)無鄰菴

041a

無鄰菴の全景です。ここは、明治28年に明治の元勲の1人・山県有朋が別荘として造ったものです。ここも7代目小川治兵衛が、そのモチーフにより作庭したものです。水源は、森の奥にあります。
丁度、庭師の方が2人、手入れをされていました。

035a

庭の中程には、この様な浅い池状が見られます。

031a

水源は、何段かの滝になっています。

(3)天授庵

010a

池がある南庭に行くのには、ここのお庭を通って行きます。
ここは本堂前の東のお庭です。

009a_2

こちらは、2つの池が繋がっています。この池は手前側の方です。
水源は、こちらの方に造られています。中央やや左寄り奥です。

008a

細い滝状になって、流れ込んでいます。何時も滝が落ちる音が聞こえて来ます。

以上、疏水の水を利用した3つの庭園をご紹介しましたが、疏水の水はこの他に、京都国立博物館・市立動物園などや東山山麓の広大な別荘の庭園にも引水されています。

 最後の最近の耳よりなお話を。
 10月12日付けの京都新聞朝刊に掲載されていたことです。
 半世紀前、京都市伏見区深草小学校で歌われていた「琵琶湖疏水のうた(仮題)があったそうです。その歌詞を市民団体の方が探しておられるとか。
 今の所、正しい曲名が判らないそうです。メロディーは復活されたようです。
 では、今判った部分の歌詞を、ご紹介します。

 大津三井寺トンネル抜けて 花の四宮緑もゆれる
 ヨイトマケ ヨイトマケ ヨイノヨイノヨイ
 そうどすえ ほら琵琶湖疏水は エンヤーエンヤー京の□ □(不明)

 稲荷山々真っ赤な鳥居 今日も夕日に映えて鮮やか (繰り返し)
 
 伏見深草うずらの里は 青き水田に紫のおび (繰り返し)

 市民団体事務局では、さらなる情報提供を待っておられるそうです。

 「琵琶湖疏水」関連は、一旦ここまでとさせて戴きます。






« 京都・天龍寺塔頭の梅 | トップページ | 第12回早春の草花展 その5 »

京都の水」カテゴリの記事

亰の寺」カテゴリの記事

地域歴史」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/133820/68135311

この記事へのトラックバック一覧です: テーマ「京都の水」(20)琵琶湖疏水と庭園:

« 京都・天龍寺塔頭の梅 | トップページ | 第12回早春の草花展 その5 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

京 歩き