テーマ「京都の水」 (4) 琵琶湖疏水-3
前回に続いて、「琵琶湖疏水」の蹴上合流点付近の様子を、ご紹介します。
「琵琶湖疏水」関連施設でユニークなのは、「インクライン」だと思います。
字は小さく汚れていて読めませんが、現物の説明板を利用させて戴きました。
説明版の右下に見える様に、このインクラインは「近代化産業遺産」に指定されています。
インクラインの主要施設の台車と船です。向こうに見える橋(大神宮橋)の下の水面は、「蹴上船溜り」です。ここから先は水路に繋がって行きます。
「蹴上発電所」に繋がる「水圧鉄管」です。
「蹴上発電所」は今は稼働していませんが、ここには現役の発電所があります。
その施設は、良く判りませんが、この一角にあります。
柵の向こうには、流れる水が見られました。
疏水の水は、北の方にも流れています。その洞門が見えます。
蹴上合流トンネル北口です。
その扁額です。「藉水利資人工」(すいりをかりてじんこうをたすく)とあります。
田辺朔郎の筆によります。
この北口から先は、南禅寺境内にある「水路閣」を経て、「哲学の道」などに至る「疏水分線」となります。
次回からは、琵琶湖疏水が色んな方面に拡大している状態を、ご紹介します。
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