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2015年8月11日 (火)

京都・六道まいり

 京都のお盆の行事「六道まいり」を、松原通東大路西入の「珍皇寺」(ちんのうじ)でさせて戴きました。8月8日の午後、最高気温が38.1度C。
珍皇寺では、8月7~10日の間に「六道まいり」は行われます。

 先ず始めに、珍皇寺さんでのお参りの手順を、ご紹介させて戴きます。
 山門を入りますと、参道の両側には「高野槙」を売るお店が並んでいます。そこで高野槙を買い求めます。本堂で水塔婆にご先祖さんや最近亡くなられた方の戒名を書いて貰います。そして、それを持って「迎え鐘」を撞きます。
 多数の地蔵石仏が並ぶ宝前で、用意された槙の葉で水塔婆に水をかけて、供養する水回向を行いますと、買い求めた槙の葉にご先祖などのお精霊さんが乗り移られ、家に持って帰ります。

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珍皇寺の山門前に遣って来ました。

境内に入ります。

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ずらりと並ぶ高野槙を売るお店です。

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境内の正面には、この様な供養塔があります。

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その反対側(本堂に向かっています)は、こんな様子です。
「群霊塔」と提燈には見えます。

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本堂では、お坊さん達がずらりと並んでおられ、水塔婆に戒名などを書いて戴けます。

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いよいよ「お迎え鐘」を撞きます。と言いましても「ゴォーン」と言う音が聞こえるだけです。
やや低い鐘の音ですので、ご先祖様があの世からこの世に帰って来られる思いがします。

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ここで水塔婆に槙の葉で水を掛けて拝みます。水塔婆は、ここに納めます。
そして、ご先祖の霊が乗り移った槙の葉の束を持ち帰ります。
以上で、「珍皇寺」さんでの一連の手続きが終わります。

午後にお参りしましたが、午前中に行かれた方の話では、お参りの方の長い行列が出来ていたとの事です。
 この後は、夏の風物詩になっている「五条坂の陶器市」を覗いてきました。
後日ご紹介します。

ご興味があれば、どうぞ。
「珍皇寺」さんについて
臨済宗の本山の1つ、建仁寺の塔頭です。ご本尊は、薬師如来です。
古くは「愛宕寺」(おたぎでら)とも呼ばれていました。
平安・鎌倉時代には東寺を本寺として栄えたそうです。
室町時代前期に建仁寺の僧が再建し、臨済宗に改められました。
この地は、葬送の地・鳥辺野の端に当る為、現世と冥界の境界として、小野篁
(おのの・たかむら)が冥土通いをしたという伝説が生まれました。
小野篁像や冥土への井戸などが、境内にあります。
今や「六道まいり」の本拠寺となり、お盆には多くの方の参詣が見られます。












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