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2015年4月26日 (日)

羽裏「琳派」の妖しい美

 着物の上にまとう羽織の裏地「羽裏」は、普段隠れていますが脱ぐ時にちらっと見える部分に斬新な柄が使われていました。
 「琳派」の影響も受けたとされる羽裏美を現代の芸術家たちが表見した作品展が、上京区の西陣大黒町の織成館別館「岩上ホール」で開かれ拝見しました。

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大黒町は今でも西陣織の中心を担っている町です。
 平成元年、住人らの手によって「大黒町まちづくり協議会」が設けられ、景観に関する協定が定められました。
通りが石畳に変わり、電線は地中埋設され、外壁は原色を避けるなど、職・住が一体化した特色ある景観づくりがされています。

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その通りに有る、丸木小屋のような建物が「岩上ホール」です。

 今回の作品展は、琳派400年祈年祭の一環です。
江戸時代には、羽織を着る人のセンスで様々な裏地が楽しまれ、大胆な構図や装飾性を取り入れた琳派の模様は、特に富裕な町民や武家で重用されたとの事です。

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会場には、建築家や染織家、グラフィックデザイナーら特別招待作家5人の作品と京都を中心とする芸術系6大学の学生らの作品62点が展示されていました。琳派の美を羽裏に表見した興味深い作品です。
 写真は学生さんの作品のみ許可されましたので、何点かご紹介しましょう。
何れも羽裏をイメージしたものです。

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建物の内部は天井が無く解放感が有ります。

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見難いかも知れませんが、上段右の絵は、透明の幽霊が電車から降りる所です。
遊び心に満ちたユニークな発想で愉しく拝見しました。
羽裏にこのような愉しい図柄が使われていて、羽織を脱いだ時にチラッと見えたら・・・想像するだけでも嬉しいですね。

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「若い感性による羽裏の新たな魅力を発見してほしい」
実行委員長のグラフィックデザイナーのメッセージです。
 会場には専門職と思われる方や呉服屋さん、そして学生さんなど多くの方が来られていました。
特に呉服屋さんは学生さんの作品に魅入っておられました。
この中の何点かが実際の羽裏に使われるのでしょうね。

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コメント

古都人さん
 お早うございます
大黒町のしっとりした町並みにしかも丸木小屋のような建物の中に吃驚するような奇抜?なユニークな遊び心いっぱいの羽裏の図柄が展示されている
そのギャップも面白いですね
今年は琳派が誕生して400年、京都のあちらこちらで催しが行われていますが
このように羽裏に琳派の大胆な構図や装飾性が取り入れられたとは、吃驚しながらも感心しています
遊び心の有る方なら喜んで使われるでしょうね
これらの楽しい図柄は正しく芸術系の学生さんの発想でしょうね
琳派の美をこのように自由に受け止め
愉しんで作品を描かれているように思えます
実際に会場でご覧になられた古都人さんもきっとお写真を撮りながら愉しまれたのでしょう
珍しいご紹介ありがとうございます

キクモモとハナモモはどちらも愛らしい花姿ですが確かに他の花に比べて
愛でておられる姿は見かけませんね
私も意識したことは無かったことに気付きました

古都人さん
 お早うございます
大黒町は懐かしい町です
一時期ここの佇まいに憧れて何度か散策したものです
「琳派」の作品が展示された岩上ホールの名前は知りませんでしたが
この丸木小屋?は知っています
新作呉服等の展示に使われていたようです 
羽裏の図柄を「琳派」の装飾性を取り入れて面白い?作品が出来たのですね
専門家では無い自由な発想が楽しいですね
羽織を脱いだ時にチラッとこのような
模様が見えたら吃驚するかも知れませんが見てみたいものです

 お早うございます
先日の京都新聞でご紹介の羽裏に使う図柄として琳派の装飾性や独創性を取り入れた作品の展示の事は知りました。
興味は有りましたが、まさか古都人さんのご紹介で拝見出来るとは驚きましたが
色々な事に興味をお持ちでしかもフットワークの軽い古都人さんのことですから
当然と言えば当然ですね
それにしても学生さんの文字通り自由な発想には限りが有りませんね
流石芸術系の大学生ですね
おそらく着物を着る機会の少ない
彼らが羽裏を描く
想像の世界でしょうが発想の楽しさ
ユニークさに若さを感じました
このような図柄の羽織を着た人は
脱いだ時に何気なく見ていた人たちが
アッと驚くだろうの密かな楽しみが出来ますね
↓の枝垂れ桃やキクモモそしてハナモモ
特にキクモモやハナモモをじっくり?見たのは初めてでした
どたらも可愛いですね

古都人さん
おはようございます。
今年は琳派400年にあたり数々の
催しがありますね。
羽裏にも素晴らしいのがありますね、昔の
着物の柄を見てると芸術性があって
素晴らしい物ばかりですね。
羽裏にもこれだけ素敵なのがあるのですね。
古都人さん素敵な展覧会に
行かれましたね、やはり、伝統ある京都の
技ですね、みるものに誇りと感動を
くれますね、新しい息吹も入り
これからの世代をになう人の作品も
いいですねぇ~
素敵なご紹介ありがとうございます。

古都人さん   こんにちわ~
外は暑いくらいです。

羽裏は本当に素敵ですよね。
ことに男の方の羽織の裏はちょっと粋ですよね。

歌舞伎座で生前の勘三郎さんがちらっと見せた
その裏にはまりました。
最近は着物を出すこともなくなりました。

古都人さん、こんにちは~♪
確かに「羽裏」は粋な模様が多いですね。
特に男ものの羽裏には素晴らしいものがあるように感じます。
これが琳派と関わりがあっただなんて全く知りませんでした。
学生さんの作品、ちょっとギョギョっとする作品もありますが、
ユニークでまさに現代アート、素晴らしいですね。
京都には素敵な催しがあって良いですね。
古都人さんのように、フットワークが軽く、どこにでも
出かけられる方は、いつも脳に刺激を受け、
呆ける暇はなさそうですね。
素敵な御紹介、ありがとうございました。

taekoさんへ
 こんにちわ
そうですね
確かに大国町のしっとりした町並みに
琳派の作品、羽裏は意外性が面白いですね
そうですね
大胆な構図や装飾は正しく芸術系の学生さんならこその発想です
楽しく吃驚しながら写真を撮りました
遡ってご覧戴いてありがとうございます
そうですね
キクモモもハナモモも目立たない花ですが可愛い花です

植村さんへ
 こんにちわ
京都新聞に掲載されていたのをご覧になられていたのですね
私も新聞を見て行ってきました
そうですね
学生さんの発想何物にも縛られない自由な発想には目を見張る思いがします
そうですね
羽織を脱いだ時にチラッとこんなに楽しい羽裏の図柄が見えたら驚かれることでしょう
遡ってご覧戴いてありがとうございます
そうですね
キクモモやハナモモに注目したのは初めてでした

ムームーさんへ
 こんにちわ
そうですね
琳派400年記念の行事が行われていますがこんなに自由な作品は初めて見ました
私も羽裏には興味が無かったのですが
こんなにユニークな楽しい図柄なら
着ている人も愉しいでしょうね
そうですね
京都の伝統を守りその上に新たな発想は次世代を担う
若い人たちならこそ出来るのですね
こちらこそご覧戴いてありがとうございます

hirugaoさんへ
 こんにちわ
気候が不順ですね
長雨の後は高温
地球はどうなるのでしょう
 そうですね
先日京都市長が羽織の裏を見てくださいと笑いながら見せておられましたが
お洒落で素敵だなあと思いました

hiroさんへ
 こんにちわ
そうですね
私も今までは何気なく見ていた羽裏ですが
この展覧会を拝見してから興味を持つようになりました
裏にお洒落は粋ですね
そうですね
京都は至る所に文化や芸術が生まれています
唯、気付かない事が多く、後から新聞記事で知ることも多いです
いいえ、いいえ、呆けは確実に進んています
こちらこそご覧戴いてありがとうございます

古都人さん    こんにちは
西陣大黒町の景観もお住まいの方々の
努力と思いが込められたものなのですね。
石畳、電柱電線が無い素敵な京の町並みに有る
丸木小屋の「岩上ホール」も興味深く
その中で開かれている「羽裏」の展示には驚きと感動です。
琳派の美を羽裏に、この発想とお若い学生さんだからの
斬新でユニークな図柄、羽織った時
ちらっと見える粋なお洒落と周りの反応を
愉しむような図案も有ります。
琳派400年祈年祭の一環の作品展だそうですが
興味深い催しが沢山ですね。
ご紹介に、古都人さんのご苦労と探究心を凄いと思います。

桃の花、あまり知ることも無く愛でていました。
枝垂れ桃、キクモモ、ハナモモどれも
実際に見た事が有りません。
見るのは良く見かける普通の桃だけです。
桃の花は可愛く花姿にホッです。
枝垂れ桃も、桜と違った
優しく可愛い風情が有りますね。
キクモモの花姿に魅せられました。
これも桃の花?と不思議な気もします。
植物園は出かける度に素敵な出合いが有り
安らぎの庭園ですね。

すみれさんへ
 こんばんわ
丁寧に優しくご覧戴いてありがとうございます
そうですね
ここ大国町は西陣織に関係した職人さんたちが集まって、京都市の援助を受けて町づくりをした職人さんの町です。
京都には他に三上家路地やあじき路地が職人さんや芸術家の卵が暮らす街として有名です。
そんな町並みの一角、丸木小屋の中で展示された琳派の美を追求した羽裏の登場?に会場からも溜息と感動が感じられました
琳派については正直理解が出来ていないのですが、羽裏を拝見して何となく解ったように思いました

遡ってご覧戴いてありがとうございます
そうですね
私も桃の花については愛らしい花姿くらいしか認識が無かったのですが
枝垂れ桃やキクモモ、ハナモモを見て
植物園はよく訪れているのに今まで認識の無かったのに改めて反省しました
そうですね
植物園は出かける度に嬉しい出会いが有り私にとっては安らぎの場で有ると共に
感動の場でも有ります

こんばんは happy01
羽織の裏にこのような意匠が施されているとは、全く知りませんでした。
それにどの意匠もユニークでなかなかこっていますね。
私自身は着物は持っていませんし、着物を着ている人を見かけることも少ないのですが、京都ではごく日常的に見られるのでしょうね。

↓記事も拝見しました。
桃の花に菊のような形の花があるとは、驚きました。
ふっくらとした桃の花、どれも可愛らしいですね。

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね 羽織の裏にこの様に凝った絵柄を付けるのは
江戸時代の贅沢禁止令に対する庶民の隠れた贅沢だった
とも聞きますし粋でもあったのでしょうね
遡ってご覧戴き有難うございます
遠くから見ていては判らなかったのですが
近寄って良く見るとこんな様子でした
不思議な花の形ですね

現代風な葉裏の作品。
こんな模様の羽織を羽織るお方は
どんな方なのかなぁと想像してみました。
けっこう青い目の外人さんだったりして・・・^^

やっこさんへ
こんばんわ
そうですね 羽裏の絵は適当な大きさであるため
絵のモチーフとしても描き易い面もあるのかも知れません
或いは反対に制約されることも考えられますね
その点 学生さん達のユニークな発想が発揮出来る様にも思います
そうですね 案外外人さんが好むかも知れませんね

こんばんは
趣のある街並みですね~
すべてが洗練されていて見とれてしまいます。
さすが日本が誇る観光地と感心します。

琳派が若い芸術家に及ぼす影響の大きさに
改めて驚きを覚えます。
宗達や光琳も
想像もつかなかったことでしょう。

羽裏にこのような大胆な色使い!
着ている人しかわからない楽しみですね。
粋の極みとでも言うのでしょうか。
もう少し時間ができたら
着付けを習って着物姿で京都を歩きたいと思っているのですが
なかなか・・・・・
古都人さんは良く着物をお召になるのでしょうか。

まさみさんへ
お早うございます
そうですね 西陣の一角にある町並みですが
謂わば西陣のPRを担った場所ですね
建物は古いものを使って改造されたりしています
今京都では「琳派」の風が吹いていますが
正直言って私は良く判りません
そうですね 粋なお洒落の極みですね
そうですね 全く着物とはご縁がありませんね
京都に住みながら申し訳ないのですが・・・
京都市長や時に府知事も着物を着ておられます
市長の洋服姿は余り見ません

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